電子申請(E-GOVE) その2 【概要】


e-Gov とは 政府広報によれば

【電子政府の総合窓口(以下「e-Gov」という。)(http://www.e-gov.go.jp/)は、(a)各府省がインターネットを通じて提供する行政情報の総合的な検索・案内サービスの提供、(b)各府省に対するオンライン申請・届出等の手続の窓口サービスの提供を行う政府のポータルサイト(注1)です。】

とのこと。しかし、お役所・縦割り仕事の典型ともいえる、【驚くべき】使いにくさ。
ほんとうに、各省庁との調整とシステムをわかってないお偉いさんと、それに群がるITの大企業が食い物にした構図が見て取れます。(笑) これでポータルと言えるのか?というほどです。

しかし、窓口に赴くと、近くに事務所がない限り往復で1H~2H程度の人件費ロスになります。また、起票を手書きで行っていればさらに時間がかかりますが、電子申請であれば、ある程度基礎データは、どこかにあるはずなのでコピペで対応できます。

登録方法は、ありません(笑)。なんと電子証明(一番簡単な取得方法はこちら)さえあれば、簡単な設定と電子申請用プログラムのインストールをすれば、その日から使えます。(MACは不可です)一応パーソナライズという、ポータルっぽいものがありますが、主に過去の申請を管理するための画面であって、通常慣れ親しんでいるポータルにログインして申請等の管理ではありません。
方法は
①検索して申請画面を探す。(←よく使う画面はパーソナライズに登録できる)
②電子申請ボタンを押し申請をする。
なので、簡単そうに感じますが、たとえば健康保険・厚生年金の資格取得(CSV添付)だと、以下の三工程になり、無駄な頁の遷移が多くイライラします。

1 健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括票  ⇒ 申請書作成ボタン

2.申請者が作成した任意の添付書類  ⇒ 添付書類署名ボタン

3.電子申請  ⇒ 申請書送信ボタン

このなかで、1.健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括票を入力作成して、電子証明を添付 その後 2.添付書類(CSV形式でSHFD006.CSV=これは年金機構指定の名称です)を添付し電子証明を添付、そして送信前になぜか、E-GOVサーバーに一旦預け、【申請届出書預かり票】を取得(この預かり票をPCへ一旦保存)しやっと、3の申請にたどり着きます。3の申請で、【申請届出書預かり票】を求められるため、PCの保存場所を指定すると、作成した1.2を提出することが出来るのですが、なぜか再度事業者コードや記号等を入力し、その後やっと送信できます。(会社名等の基礎データをなんで何度も登録させるのか?という疑問がフツフツと湧いてきます)送信後も注意が必要で、送信後表れる画面に、到達番号(18桁)、問合せ番号(16桁)が発行されます。ここで、パーソナライズ画面(事前に登録が必要)を持っていようといまいと関係なく、注意が必要です。
・パーソナライズ画面がある場合でも、自分で登録ボタンを押し、パーソナライズ画面にログインし登録しないと、後日見返すすべはありません。(保険のために到達番号(18桁)、問合せ番号(16桁)画面を印刷保管をしたほうがいいです)
・パーソナライズ画面がない場合は、到達番号(18桁)、問合せ番号(16桁)を印刷をしないと後日見返すすべはありません。
ちなみに、進捗や完了後の帳票(公文書)を取得の際には、恐怖の、到達番号(18桁)、問合せ番号(16桁)の入力が必要になります。
※パーソナライズ画面の有無に関係なく、確認のメールは送信されません。
※E-GOVからはは審査完了後にしか、メールは送信されません。進捗を知るためには、パーソナライズ画面に登録しない限りは、到達番号(18桁)、問合せ番号(16桁)がないと把握できないというとても素晴らしいシステムとなっています。また番号を印刷して、把握していても、進捗を知るためにいちいち、到達番号(18桁)、問合せ番号(16桁)を入れるのも面倒ですが。。。

次回 画像付きで解説します。

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